SDGsについて調べていると、時折「ロハス」という単語が目に入ります。
今回はこのロハスについてご紹介します。
ロハス(LOHAS)とは、「Lifestyles of Health and Sustainability」の略で、直訳すると「健康的で持続可能な生活様式」となります。
ここでも持続可能、というワードが入ってきました。
ロハスというのは、「健康的・環境・持続可能な社会生活に重点をおいた生活スタイル・考え方」として1990年代後半にアメリカで生まれ、2004年ごろから日本でも少しずつこのロハスというスタイルが広まってきました。
このロハスには「健康的」「環境」「持続可能」の3つを実現するための5つのカテゴリーが示されています。
・持続可能な経済…エネルギー・資源・技術・製品等、地球環境に配慮したものを選ぶことで、持続可能な環境・経済にやさしい社会の実現につながる
・健康的なライフスタイル…日常の中で健康的な食品や行動を意識する
・代替医療…自身の体を整えることで免疫力を高め、病気になりづらい身体作りを目指す
・自己開発…心身ともに健康的で安定した状態を保ち、日々勉強に励む
・環境に配慮したライフスタイル…商品・サービスを購入する際に環境に配慮したものを選択する意識を持つ
以上5つがロハスの基本的な考え方になります。
具体的に何をすればロハスになるかについては、例えば有機野菜(オーガニック)を選ぶことや、ヨガやジムでの運動で肉体の健康を目指すこともこのロハスに当てはまります。
この幅広い選択肢から自分のライフスタイルにあった意識・行動を取り入れることができるので、だれもが無理なく継続しやすいというのもロハススタイルの特徴になります。
--------------------------------------------------------------------------
←(1)サステナブル
(3)オーガニック→