ウッドスタート宣言

京都新聞の記事で見つけました、亀岡市が新たに始めた事業「ウッドスタート宣言」。
ウッドスタートとは2011年に新宿区から始まった、東京おもちゃ美術館/特定非営利活動法人芸術と遊び創造協会が展開している「木育」のプランのことを指します。
地域の木材を活用した子育て・子育ち環境を整備し、子どもをはじめとする全ての人たちが、木の温もりを感じながら、楽しく豊かに暮らすことができるようにしていく取り組みです。
現在もこのウッドスタート宣言は各地に広がっており、自治体56・企業28・幼保育園26の団体が参加していますているそうです。(2022年8月30日現在)

亀岡市ではその取り組みの一環として、新生児に「木育(もくいく)」玩具など木製製品の贈呈を開始しました。
この製品に使われている木材には国産の材木が含まれ、子供達が身近に自然を感じ成長することと、地域の林業への貢献等産業の復興も目的とされており、人・都市・自然の全てに結びついたSDGs事業になります。

ここで上記にある「木育(もくいく)」。
これも聞きなれない言葉ですが、これは2004年に北海道で生まれ、2006年に「森林・林業基本計画」の中で閣議決定された言葉でもあります。
取組は全国で広がっており、木のおもちゃに触れる体験や木工ワークショップ等を通じた木育活動やそれに携わる職人・指導者の育成等、様々な形の活動が実施されています。

引用・参考
[ https://www.mokuikulabo.com ]
[ https://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/kidukai/mokuiku.html ]
[ https://www.city.kameoka.kyoto.jp/soshiki/30/16756.html ]