今回の話し合いの中でSDGsについての分かりやすい考え方がありましたので、今回はそちらをご紹介します。
SDGsには持続可能な社会を形成するための17つの目標があることはすでに説明していますが、これらをよりわかりやすくするキーワードとして「5つのP」というものがあります。
・People(人間)
…17の目標1〜6が分類される。
全ての人が健康で、お互いを尊重しあえる平等な世界を作る。
・Prosperity(豊かさ)
…17の目標7〜11が分類される。
地球上の全ての人が等しく心も体も豊かに暮らせる社会を作る。
・Planet(地球)
…17の目標12〜15が分類される。
限りある資源を大切にし、豊かな自然と共存する。
・Peace(平和)
…17の目標16が分類される。
国も人も傷つけ合うことがない世界平和を実現する。
・Partnership(パートナーシップ)
…17の目標17が分類される。
世界で暮らす様々な人が協力し、幸せな未来のために行動する。
以上の5つのPから、持続可能な社会とはどのような社会なのかというイメージが具体的に見えてきます。
そんな理想の社会を実現するために、17の目標(ゴール)があるということです。
17の目標の達成ももちろん大切ですが、そこから導き出される社会がどういうものなのか理解を深めることで、持続可能な社会を達成することが人ごとではなく自分ごととして捉え、一人一人が毎日の生活に少しずつ取り入れていくことが大切なのです。